上唇小帯(じょうしんこうたい)

上唇小帯は、口腔内における組織の一部で、上顎の歯肉と上唇の内側を結びつける薄い組織の帯状のものを指します。同様に、下顎にも下唇小帯が存在します。これらの小帯は、唇の動きをサポートし、正常な位置に保つ役割を果たしています。

【問題と治療】

上唇小帯が通常よりも低い位置に存在する場合、上顎中央の前歯間に隙間が生じる原因となることがあります。

また、適切な口腔衛生が難しくなる場合や、上唇の動きが制限されることがあります。

磨く時に強く擦ると口内炎の原因になります。

治療 – 小帯を部分的に切除または再配置することで、歯並びの隙間の閉鎖をサポートしたり、唇の動きを改善します。

手術のタイミングは、患者の年齢や状態、歯並びの状況などに応じて異なります。特に矯正治療を受ける患者さんの場合、治療前や治療中の適切な時期に手術が行われることがあります。

上唇小帯や下唇小帯の問題は、定期的な歯科検診によって早期に発見することができます。問題が疑われる場合は、歯科医師や専門家に相談し、適切な対応を取ることが重要です。

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