過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合は歯科用語で、上顎の前歯が下顎の前歯を通常以上に覆いかぶさって咬み合わせる状態を指します。英語での表現は「Overbite」とも言います。通常、上の前歯は少し下の前歯を覆いますが、この覆いかぶさりが過度になると過蓋咬合と診断されることが多いです。

歯肉が唇からよく見えるガミースマイルの人も多いです。

【原因と影響】

過蓋咬合の原因は様々で、遺伝的な要因や習慣的な要因(例: 指しゃぶり、舌突し)、また歯の喪失による顎の位置の変化などが挙げられます。過蓋咬合は、以下のような問題を引き起こす可能性があります

・歯の摩耗: 上下の前歯が強く接触することで、歯の摩耗が進行しやすくなります。

・歯肉の問題: 上の前歯が下の歯肉に圧迫を与えることで、歯肉の損傷や炎症を起こす可能性があります。

・咬みしめや顎関節の問題: 咬合のバランスが崩れることで、顎関節症や咬みしめ、歯ぎしりの原因となることがあります。

【治療】

過蓋咬合の治療方法は、その程度や原因、患者の年齢などに応じて異なります。

・矯正治療: 機能的矯正装置(マルチファミリー)やリテーナーを使用して、歯の位置を調整し咬み合わせを改善します。

外科的治療: 重度の過蓋咬合の場合、外科的な治療が必要となることもあります。

過蓋咬合は、見た目の問題だけでなく、口腔内の健康や機能性にも影響を及ぼすため、早期の治療が推奨されます。定期的な歯科検診によって、咬合の問題を早期に発見し、適切な対策や治療を受けることが重要です。

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